飲食店の営業許可を取得

最近増えているキッチンカーでの営業を始めるためには、食品衛生法で定められている営業許可を取得する必要があります。

申請するためには、「食品衛生責任者」を1名定めます。

食品衛生責任者についてはこちら

営業開始までの流れ

1.申請する保健所に相談に行く

  • キッチンカーの図面の確認
  • 自分の売りたいメニュー、営業を行いたいエリアを伝える

2.申請書類を提出
(コピーをとっておく事をお勧めします)

  • 営業許可申請書
  • 図面(施設の基準及び設備を示すもの)
  • 営業の大要
  • 申請手数料
    ※そのほか、水道水以外の水を使用する場合は、11項目の水質検査結果書

    保健所との事前相談時に必要書類を確認してください。

3.保健所でキッチンカー の検査を受ける

  • キッチンカーを保健所に持ち込んで検査を行います。
  • 営業者が立ち会います。
  • 施設基準をクリアしないと許可されません。

4.許可証交付

5.営業開始

給排水設備について

設置した給排水タンクの容量によって提供できる食品や品目数、提供できる容器などが違ってきます。
以下の表を参考にしてください。

給水設備40ℓ80ℓ200ℓ
提供可能な食品・屋台・露店等で提供可能な食品
・簡易な営業
(既製品、半製品の加熱調理、
ソフトクリーム、米飯の炒飯、
冷凍パンの焼成、自家製飲料)
・屋台・露店等で提供可能な食品
・簡易な営業
・2工程程度までの簡易な調理
(丼物、調理パン、
トッピング付き菓子)
制限なし
同日に提供できる品目数単一品目のみ複数品目複数品目
許可の限定簡易な営業に規定される食品に限定
(品目の変更可能)
臨時施設の要綱に規定される食品に限定
(品目の変更可能)
制限なし
食器使い捨ての食器使用使い捨ての食器使用制限なし

まとめ

今回はキッチンカーの営業を行う上で欠かせない、営業許可取得についてでした。
営業許可をスムーズに行うためには、保健所との相談をしっかり行う必要があります。

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投稿者プロフィール

木村紀子
木村紀子行政書士
千葉県松戸市の行政書士です。
趣味は、料理、お菓子作り、旅行。
韓国語勉強中!
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